夏は犬の呼吸が「ハアハア」と乱れることが多いです。通称パンティングと呼ばれていますが、特にパグは暑さが苦手なのでそのままにしておくとずっと止まらず、「ハアハア」が「ガアガア」というようなアヒルの鳴き声みたいに変わってきます。そうなったら命に関わる危険があるので、とにかく早めの処置が必要です。
夕方以降の暑さは要注意
わが家では2つの対策を行っています。
1.シャワーで水をかけて冷やす。
毛にたっぷりと水を含ませ、特にお腹周辺の熱さが平常時に戻るまで手で触って確認しながら行います。これでだいぶおさまるのですが、部屋が暑かったり(特に熱がこもる夕方以降)、ご飯を作っていて待ちきれずに興奮している時や食後など(手作りご飯に替えたら愛犬が健康になった)、また「ハアハア」と始まります。そこで決め手になる対策がコレです。
2.アイス枕をフローリングに置く。
アイス枕は事前に冷蔵庫で冷やしておきます。わが家では2個常備し、交互に使うようにしています。もう何年も使っていますが、2個共に現役バリバリです。正確にいえば、子犬の頃は前足でガリガリやって中身(ジェル?)が飛び出すんではないかと心配した時もありました。しかし、成犬になってからは落ち着き、いまでは気持ちいいことがわかっているので、アイス枕に顎を乗せたまま眠ってしまうこともあります。
扇風機を併用
その他、扇風機をつけたり(扇風機はパグの暑さ対策に効果的)、むやみに興奮させないようにしたりと注意をしています。「暑いんだね」なんてのんきに見ていたら危険。「ハアハア」と始まったら急速にクールダウンさせることが必要です。