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人生の先輩たちが教えてくれた犬との付き合い方

ペットロス

先日、図書館にペットロス関連の本が少ないと書きました。そこで、犬関連全般に広げたところ、面白い本が見つかりました。『きみと出会えたから』(2015年・PHP文芸文庫)です。

ペットロスが気になったので本を読んでみた

犬への愛は当然、ユーモアに溢れている

副題は『34人がつづる愛犬との日々』。小説家を中心とする文筆家たちが、犬との思い出を綴ったエッセイ集です。この手の本で連想されるのは、辛い闘病生活の描写です。いまもっとも読みたくない内容。しかし、この本には気分が落ち込むような描写はありません。予想に反してカラッとしています。犬への愛は溢れつつ、クスッと笑うようなオチもあるです。さすがは文章を職業とする人達、表現力が一味違います。

犬を飼いたければ飼えばいい

一番参考になったのが、愛犬を亡くした後の行動です。二度と飼わないと誓っていても、大抵飼っています。中には猫の人も。人生は一度きりだから、好きなことをやればいいという開き直りを感じます。少し気分が楽になりました。ペットロスを体験した人にはおすすめ。共感できるエッセイに出会えるはずです。

楽天市場 きみと出会えたから