パグを飼うにあたり、ペットショップの店員にすすめられるままに首輪を買いました。そして、しばらく使った後にハーネス（胴輪）へ替えることにしたのです。
しつけには首輪が推奨されている
飼育本には犬の散歩は首輪が推奨されています。それはしつけの方法に対して、首輪の方が効果が大きいとされているからです。初めの頃は飼い主の命令なんてまずききません。あっちこっち動きまわり、それをうまくコントロールするために、変な動きをしたらリード「グイッ」と動かして首に衝撃を与えるのです。犬は嫌な思いをしたくないので、徐々に指示通りの行動をとっていきます。これがハーネスだと衝撃（嫌な思い）が伝わりにくいという理屈です。
子犬時代、首に強い衝撃を与えすぎていた
僕は飼い始めの頃、これを思いっきりやっていました。変な動きをしたら、体が宙に浮くくらいに強い衝撃を与えていたのです。いま考えてみて、随分可哀そうなことをしたなあと思っています。しかし、当時はそのくらいやらないということをきかないと思いこんでいました。
散歩中に首輪が抜けてしまった
そんなある日のこと、近くの商店街通りを散歩中に犬と出会いました。いつも怖がりながら近付いていき、向こうが近付いてくると逃げるといった行動をとります。その時はそのような動きを何度も繰り返している内に首輪がスポッと抜けてしまったのです。元々、きつくしめると苦しいと思ってゆるめにしていたので、そうなるのも当然でした。
僕が呼びとめても全然戻ってきません。遠くに逃げることはないのですが、犬が近くにいるので僕のところに近付けないのです。まわりの人達はいろんな意味で大騒ぎ。さすがにこの時はまずいなあと思いました。以前からパグに首輪は合わないと思っていたので、この体験をきっかけとしてハーネスに替えたのです。
ハーネスでもしつけはできる
ここで整理しますと、パグに首輪が合わないと思う理由は次の通りです。
・頭から胴にかけてほぼ同じ太さで、首にひっかかりを感じない。
・首輪を抜けないようにするためには、きつくしめなければならないので可哀そう。
それから、いま振り返ってみればハーネスでも命令をきくようにしつけをすることは可能です。当時はやり方がよくわかっていなかっただけでした。
いずれは介護用のハーネスが必要か
ということで、パグにはハーネスがおすすめです。ただ、老犬になったいま、いずれは介護用のハーネスに替える時がくるとは思っています。実際にそのような犬と出会うことはありますが、飼い主共々に散歩が大変そうですよね..。